ふえーりがひとりブログなんて頭痛が痛い。

2次元金髪美少女と鉄道と温泉に取り憑かれた脳内メイドの末路

最近中国から渡ってきた新しいリトルデーモンにおそるおそるうゆうゆ3250円使った結果完全敗北ピギィもしくは完全勝利ヨーソローしたので健康心理学総復習がんばルビィ編ずら!〜文庫版〜

カナル型イヤホンってストレスじゃないですか?

あ、ちがった、ストレッサーじゃないですか?

ごめんね、8割総本舗先生。

鉄オタなの早く言ってほしかったです。

だからと言って仲よくはならなかったと思うけど。

あと、僕の職場に臨床心理士として来ていた同じゼミ出身の子、

いつの間にかやめちゃったみたいなんです。

職場を替えただけならいいんですが。

 

そうそう、イヤホンのはなしです。

カナル型イヤホン、耳に挿入するとき、

「ふぇぇ・・・」ってなりませんか。

 

いちがや「ならないです」

シャロン「わたくしはそんな鳴き声出しませんわ」

 

なんか、耳を内側からぐっとこじ開けられてるみたいで、

い、いやぁ! 早く抜いてぇ! って感じになりませんか?

 

いちがや「そういう要素が一切ない記事にそういう表現使うんだ」

シャロン「そういう?」

いちがや「・・・ふふ、シャロン、なんでもないよ」

 

とにかく僕にとって、

カナル型イヤホンはそういう感じでストレッサーなのです。

ずっと使ってるとストレスが溜まってくるのです。

 

いちがや「ストレスって溜まらないんじゃなかったでしたっけ?」

シャロン「ストレス反応ですわね」

 

そこで、家ではずっとイントラコンカ型のイヤホンを使っています。

イントラコンカ型っていうのは、普通の形のイヤホンのことです。

す、って耳にそっと入れて聴けるやつね。

ぐっ、ぐぐっ、ぐぐーっ、ってやらなくていいほうね。

しかし、僕の愛用するPioneerのロゴが入ったイヤホンを、

なにげなく眺めていたときに気がついたのです。

「このイヤホン、何年使ってるんだろう・・・」と。

 

NEWラブプラスを買ったときには、

すでにこのイヤホンを使っていた記憶があります。

それから約8年。

新宿西口駅前の〜♪ビックカメラで1200円くらいで買ったイヤホンが、

未だに使えているのです。

そういうもの、なんだろうか・・・。

 

ちなみに僕は職場では破壊神との呼び声高いのです。

コピー機は何度壊したかわかりませんし、

カード発行機には致命傷を与えて新品に交換させてしまい、

プラスチックの引き出しも割ってしまい、

ソファもストーブで焼いて焦がしてしまい、

最近だと自動販売機を壊してしまいました。

僕が電化製品に触れていると同僚たちは不安そうな目をしつつ、

なぜか遠巻きに眺めるだけなのです。

もっとかかわって! ふえーりを助けてくりゃさいよぅ〜!

(普段他人を助けないので困ったとき助けてもらえない。自業自得)

 

旅行に行くときはスマホにぐるぐる巻きにされ、

暑い日も寒い日も外気にさらされ、

時に雨に濡れ、地面に落ち、僕に踏まれ、

破壊神に手荒に扱われること8年。生き抜いたのであります。

Pioneerすごい。まだ日本企業だったころのPioneerすごい。

でも、なんだかんだ言って、8年前の、1200円の、なんですよね〜。

 

ふえーり「というわけで、えっと、イヤホンを買い換えるわけなのですよ!」

いちがや「まだ使えるのに?」

シャロンカナル型ではないイヤホンってまだ売ってますの?」

ふえーり「そうなのですよ。なかなか売っていないのですよ。みんながみんなあのキノコみたいな形のを挿入して、ズンズンくるよぅ〜とか言ってるのですよ!」

いちがや「・・・この人どこまで下品なんだろう」

シャロン「あのタイプ、低音はよく聴こえるみたいですわね」

ふえーり「はい。・・・なんかふっつーにスルーされるのってけっこうつらいのですが、シャロン様相手ならやみつきになりそうなのですはぁはぁ」

シャロン「? なんの話かしら・・・?」

いちがや「考えなくていいから」

ふえーり「つまり、ストレッサーとしてのカナル型イヤホンに対して、なんとかいい感じのイントラコンカ型イヤホンを買ってあれしようというのが、今回のこれなのです」

いちがや「もう少し日本語がんばってください」

シャロン「つまり、問題焦点型ストレスコーピングですわね」

ふえーり「あっ、そういうの、そういうのなのです〜」

いちがや「先生が泣いてますよ」

ふえーり「八景先生ごめんなさい〜><」

 

で。

密林で買ったのがこれです。

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f:id:clalon:20200205020807j:plain深セン市華創可欣電子科技有限公司製のイヤホン。

3250円。

 

いちがや「すごく・・・中国製ですね。そのわりにちょっと高いような」

ふえーり「中国製なのぜんぜん隠す気ないの、潔いのですよ」

シャロン「早く開けましょう、ねえ」

f:id:clalon:20200205020915j:plainいちがや「普通、紙の台紙に巻きつけてあったりしますよね?」

シャロン「簡易包装でいいじゃありませんの」

ふえーり「ほどいてさっそく聴いてみるのです!」

 

ふえーり「このイヤホンで聴く初めての曲はどうしましょうか〜」

シャロン「『Landing action Yeah!!』のルビィちゃんのソロバージョンが聴きたいですわ!」

ふえーり「あー、それわたし買ってないのです」

シャロン「なら今買えばいいではありませんの。あなたも聴くべきですわ」

ふえーり「ふぇぇ」

いちがや「シャロン、だめだよ」

ふえーり「い、いや、買います! 買いましょう!」

シャロン「ふふん」

f:id:clalon:20200205021107p:plainふえーり「あれ? なんか、ルビィちゃん5円高くありません?」

シャロン「ヨーソローとずら丸も高いですわね」

ふえーり「わ、わたしの好きなキャラだけ高いのです! ・・・さすがアップル、お目が高い!」

シャロン「そうですわね。さあ、早くルビィちゃんのを買ってくださいな」

ふえーり「あっ、はい、買います、買いますよぅ・・・」

 

シャロン様に言われるがままに購入・ダウンロード。

再生ボタンをせっかちに押して、さっそくまぶたを閉じて聴き入るシャロン様。

4分27秒後、そっとまぶたを持ち上げて、

わたしの顔を見て、無言でうなずいて。

イヤホンを耳から外して、そっと机の上に置くシャロン様。

 

シャロン「ふう。・・・・・・(うっとり)」

いちがや「いや、感想は!」

ふえーり「音質はいかがでしたか?」

シャロン「音質? ・・・ルビィちゃんが一生懸命、目の前で歌ってくれましたわよ?」

いちがや「要するに、よかったのね?」

シャロン「音質なんて、あなたたちが自分で聴いて確かめなさいな。わたくしはもう満足ですわ。はぁ、ルビィちゃん・・・」

ふえーり「自由すぎるのです」

いちがや「ちょっと私も聴いてみていいですか?」

ふえーり「どうぞ、どうぞ」

 

早見沙織『Let me hear』を新旧両方のイヤホンで聴いてみるいちがやさん。

 

いちがや「そうですね、新しいイヤホンのほうが、高い音を細かく拾ってる感じがします」

ふえーり「なるほど?」

いちがや「早見さんの声がぐっと近づいてくる感じでした」

ふえーり「なるほど〜」

いちがや「たしかに、シャロンが言うとおり、聴けばわかりますよ」

ふえーり「聴けばわかる、だと記事にならないのですが〜」

いちがや「別にアフィブログじゃないんですから、いいじゃないですか」

 

・・・そうかなあ?

まあそれは置いておいて、自分でも聴き比べてみます。

まず、ルビィちゃんの歌声。

ルビィちゃんはAqoursの中でも高音のほうなので、

イヤホンによっては耳を突かれる感じがしそうなんですが、

深センのイヤホンはそうならず、

それでいて、しっかり厚みを持った高音を聴かせてくれます。

8年前のイヤホンが

「まあ一応こんな高音部分もあるっぽいよ」

とちょい適当に流してくるところを、

深センのイヤホンはいささか神経質な感じもしますが、

しっかりと独立した音として出してくれます。

ボーカルのとなりで、ギターとドラムが超絶技巧を競い合っている、

そんな感じです。

りっちゃんが最前列に出てきて、

唯ちゃんとあずにゃんの間でノリノリで。

そこからさらに唯ちゃんが負けじと半歩前に出て歌ってる感じ。

 

早見沙織『Let me hear』。

情けない話なんですが、深センのイヤホンに、

指パッチンが鳴っていることを教えてもらいました。

悲しい・・・。今まで聴いていたのはなんやったんや。

そして、はやみんの歌声が、澄んでいる。

いや、もともと澄んでいた。それが、もっと澄んだ。

これが白ですよ〜って教えてもらっていた色が、

実はクリーム色だった、みたいな。

 

ひょえ〜ってなるほど歴然とした違いを感じたのは、

坂本真綾『幸せについて私が知っている5つの方法』。

イントロから濃い音に鳥肌が立つ。

それに反して、聴こえてくる真綾さんの声がすっごく軽やか。

えっ、えっ、真綾さんってこんなかわいい声だったっけ!?

ってなりました。これはやられました。完敗です。

 

School Food Panishment『future nova』。

この曲は高音の情報量が多すぎて、

ちょっとうるさくなってしまいます。

適当に高音を減衰させていた8年前のイヤホンは、

この曲を聴くにはちょうどいい塩梅だったのかもしれません。

 

放課後ティータイムSinging!』。

この曲のCDを買ってから8年以上経過しています。

ということは、この曲は購入からそれだけの年月の間、

ずっと同じイヤホンで聴いてきたことになります。

この曲を深センのイヤホンで聴いた感想も真綾さんのときと同じで、

「日笠さんってこんなにかわいい声だったっけ!?」。

これですよ。

どうやら深センからやってきたこのイヤホンは、

8年以上もの間、僕の耳が捉えることができなかった、

低音が売りの女性声優の歌声の少女っぽい部分を、

聴かせてくれるらしいのです。

3250円? 安い。安いです。

そういうわけなので、

豊崎愛生さんがふにゃふにゃした声で歌う唯ちゃんの曲は、

あんまりそこまで違いはないな、って感じでした。

ギターとドラムは楽しげですけど。

 

いちがや「いい買い物できてよかったですね」

ふえーり「3250円安いなー、音質いいなーって思いましたけど、よくよく考えたらこれまでイヤホンにかけた最高額なので、当たり前といえば当たり前なのです」

シャロン「ふえーりさんはお金をかけるところとかけないところを間違えていますわね」

 

おっしゃるとおりでございます〜。

というわけで、中華イヤホンもなかなか、あなどれないっぽいね?

っていう話でした。

おわり〜。