後日、とある金髪の美少女は「よくよく考えたら『食中毒』って、食べ物に対してすごく夢中で執着していて、常に食べていないと死んでしまう人、みたいな字面ですわね」とまるで他人事のように言って笑ったのだった
2020年2月11日。
真夜中の夜の2時に起きてごはんを食べて、
早朝4時くらいにいきなりお腹痛くなってトイレに行って、
お腹下してるなあって思ってたら、
今度はだんだん気持ち悪くなってきて、
2時間前に食べたものを吐いて、
すごく荒い息をしながら床に這いつくばって、
なんとかトイレ内の殺菌をして、
横になりたくて横になりたくて、
ようやく布団にもぐりこんで、
職場の同僚に、
「ふえーり体調不良につき今日仕事休む」
と、昔の電報のようなメッセージを送り、
気を失う感じで眠って起きて、朝9時すぎ。
こんにちは。ふえーりだよ〜。
ふえーり「ふぇぇ、体調最悪まっくすぅ・・・」
いちがや「大丈夫ですか?」
ふえーり「大丈夫じゃないかもですが、とりあえず吐き気は治まりました」
いちがや「まさか、ノロウイルス・・・!?」
ふえーり「わからないのです・・・後ずさりしないでくださいよぅ〜」
いちがや「ノロはいやですよ、妖精だから感染しないですけど」
ふえーり「ならいいじゃないですか〜」
いちがや「いやなものはいやです」
ふえーり「でも久々に吐いたのです。中学・高校時代を思い出したのです」
いちがや「はあ、そんなに吐いてたんですか」
ふえーり「テスト前になるとお腹を下して吐いてましたよ〜。勉強しないのに緊張だけはするんだねってうちの菅野に言われてました」
いちがや「まともなお兄さんなんですね」
ふえーり「だから、今回も緊張感から吐いたのかなって・・・でも体調不良感が強すぎるような感じもするんですよね〜」
いちがや「今のふえーりさんの生活に『緊張』ってあるんですか?」
ふえーり「・・・はぁ、いいセリフなのです。もう一回言ってください。メガネ、クイってしながら〜」
いちがや「いやです」
***
ふえーり「吐いてると『このまま死ぬのやだなあ』って思いますよね〜」
いちがや「同意を求められても困るんですけど」
ふえーり「最後に見た景色が便器だなんていやなのですよ!」
いちがや「それ以前に、死なないですから」
ふえーり「でも、今日なんか手足も冷たいし、呼吸もぎりぎりで、けっこう危ない感じだったのですよ?」
いちがや「じゃあやっぱり緊張なんかじゃないんですよ、本当に体調不良なんですよ」
ふえーり「いろいろ原因は考えられると思うのですよ」
1.プレッシャーによる緊張・ストレス説
いちがや「だからふえーりさんにはどれもないですよ。プレッシャーって・・・」
(笑)でもつきそうな感じで言ういちがやさん。
でも、最近のふえーりは衝動的に自動販売機を使用不可にしてしまったり、
お客さんの前で「ちっうっせーな」って言ってしまったり、
なんだか変だったのです。
お仕事的には最近はわりと楽なので、そこではなく、
たぶん、個人的なお休みの使いかたに不満があるのです。
ここ最近、例の中国の例の新しい例のやつのおかげもあって、
ほとんど出かけていないのです。
僕自身はそこまで気にしていないのですが、
ふと出かけようかと思い立っても、なんだか気が進まない、
その要因のひとつであることはまちがいないと思います。
加えて道南旅行を長い期間かけて構想を練った末に、やっぱりやめたこと。
近場に変更した北信上越二半亭旅行だって楽しみなのですが、
やっぱり函館うろうろするのも楽しかったんじゃないかなって思ったり。
ちょっぴり後悔があるのも事実なのです。
あと、最近書いている物語が中途半端なままで、
なかなか終わらなそうなこととか。
これでもいろいろ、うーん、うーん、って悩みはあるのです。
どれも生活する中で重要なことではないですけど。
2.パブ○ンと花粉症のおくすりにやられた説
いちがや「パブ○ンって風邪薬ですよね?」
ふえーり「はい。最近ずっと鼻水出てて、花粉症かなーって思ったり、でもあんまりひどいので、風邪かも、って思って、ごはん食べた後、風邪薬を飲んでみたのですよ。それと、花粉症のおくすりもいっしょに」
いちがや「えっ、風邪薬と花粉症の薬、同時に飲んだんですか!?」
ふえーり「はい〜、コーラでぐいっと!」
いちがや「コーラで!?」
ふえーり「だって粉薬苦いんだもん。うえーってなるんだもん」
いちがや「そんな子どもみたいな。薬の飲み合わせってわりと大事ですし、あと、薬は水で飲みましょうよ」
ふえーり「お水で飲むときもあるんですけど。最近コーラ好きで〜。コカコーラってすごくおいしいですよね!」
いちがや「おいしいですけど、そうじゃないんですよ・・・」
ふえーり「あ、パブ○ンの説明書の『してはいけないこと』のところに『本剤を服用している間は、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬(アレルギー用薬等)を使用しないでください』って書いてありますね。わぁ〜」
いちがや「だから、『わぁ〜』じゃ済まないんですって・・・」
3.たまごとおみそ汁のどっちかがだめだった説
いちがや「なんか、いろいろリスクがあったんですね?」
ふえーり「母が作ってくれたごはんを、5時間くらい部屋に放置したのちに温め直して食べたのですよ」
いちがや「・・・もうなにも言う気が起きない」
ふえーり「たまごどんぶりと大根のおみそ汁と白菜のお漬物。おいしかったのですよ?」
いちがや「ま、まあ、冬ですしね。しっかり温めればなんとか」
ふえーり「でも、電子レンジで温めた、器ごとあちちちってなるくらいの、あれ、すごく苦手なのですよ。電子レンジで温めすぎた食べ物って、ぜんぜんおいしくないじゃないですか〜。だから温めは、ちょっと弱めに」
いちがや「あーあ」
ふえーり「たまごどんぶりのたまご、半熟でしたね〜」
いちがや「だめですね」
ふえーり「おみそ汁もぬるめで、ちょっと酸っぱかったような気も」
いちがや「吐くべくして吐いてますね!」
ふえーり「ですね〜・・・あー、きもちわるぅ」
いちがやさんはなんだかんだ言ってやさしいので、
ふえーりにアクエリアス2リットルを買ってきてくれました。
やさしい〜。
ふえーり「そういえば、シャロン様はおしごとですか?」
いちがや「えっと、今日はせんだがやさんに会ってくるって言ってましたね。なんか用事があるみたいで、珍しく急いで支度してましたよ」
ふえーり「ほえー。だから今日はいちがやさんしか来ないのですね」
いちがや「私じゃだめですか?」
ふえーり「いえいえ。ありがたいのです〜」
いちがや「体調不良のときにシャロンがいてもうるさいだけですよ」
ふえーり「たしかに、シャロン様には元気なときに会いたいのです〜」
いちがや「今日と明日、仕事休みなんですよね?」
ふえーり「はい〜! 寝まくります!」
いちがや「そうしてください」
ふえーり「ふへへ、アニメたくさん観よ〜」
いちがや「それじゃ、私帰りますね」
ふえーり「ありがとうございました〜」
***
それからだいたい36時間経ちまして。今!
すっごく元気〜!
そもそも吐いた日の晩ごはんにステーキ食べましたから。
そしてさっきはからあげ食べましたから。
ふえーりは元気だよ〜。
コーヒー作るときにミネラルウォーターで作るんですが、
『森の水だより』をふんふん〜♪って電気ケトルに注ごうとしたら、
にぎってるペットボトルが『アクエリアス』で、
あわわわ、ふえええってなりました。
もうちょっとでいい感じに塩味と酸味の入り混じった、
コーヒーみたいななにかを創造しちゃうところだった。
コカコーラさん、炭酸入ってない飲み物のペットボトルの形、
ぜんぶ統一するのやめましょうよう。駄メイドからの要望。
で、ミネラルウォーター沸騰させて、
その水をなにも入ってないマグカップに注いでマグカップ温めて、
また冷蔵庫から『森の水だより』のペットボトル出して・・・
ん? ん? なんかちがくない? あれ?
ってなりながら、まあちょっとリッチなコーヒー飲んだよね。
アクシデントはそれくらいしかなかった。よかった。
アニメたくさん観るぞ〜ってところは、
録画だけしておいて観てなかった『女子高生の無駄づかい』を観たり、
『へんたつ』を観たりしました。
『へんたつ』、短くていいですね。
しかし、これくらいインドアなライフでキープしていると、
きっとトリップにゴーしたときにはハッピーもひとしおでしょうね。
これが英語力だね。がんばったね。ゴーするって底辺すぎてルーも言わないよね。
旅行はとにかく、とってもとっても、たのしみですね〜。
二半亭でなに食べようかな。
やっぱり、こがらしもん・・・いやいやいや。
おすしたべよう。うん。あとお酒。新潟のね。
あと、フレンチトースト。うんうん。
はぁ、たのしみだな〜。10日以上先の話だけど。ひぇ〜、長いよぅ〜!